なぜLINE公式アカウントがCRM・ナーチャリングに効果的なのか?

LINE公式アカウントは、CRM(顧客関係管理)やリードナーチャリングにおいて非常に効果的なツールです。顧客との距離を縮め、購買行動へとつなげる導線を構築できます。

1. 高い到達率と開封率

LINEは国内月間ユーザーが9,600万人を超える(※2024年時点)日本最大級のコミュニケーションプラットフォームです。メールやSNSと比較して通知が届きやすく、**開封率が非常に高い(60〜80%)**のが特徴です。

💡 例え話: メールが「郵便受け」、LINEは「玄関のインターホン」。玄関に届いた通知の方が、見てもらいやすいですよね。


2. セグメント配信でパーソナライズ

LINE公式アカウントでは、年齢・性別・購入履歴・クリック履歴などを元にタグ付けし、特定の属性ごとにメッセージを出し分けることが可能です。

✅ CRMで管理している情報と連携すれば、「誕生日クーポン」や「購入後1週間フォロー」など、タイミングを逃さないメッセージが送れます。


3. リッチメッセージ・リッチメニューで導線設計

LINEでは画像やボタンを含んだ「リッチメッセージ」や「リッチメニュー」が使えるため、視覚的にもユーザーを行動に導きやすくなります。

📲 例えばリードナーチャリングでは、

  • 初回登録後に「LINE限定動画講座」へ誘導
  • 無料相談→自動予約→商品購入まで一気通貫

といった流れを構築できます。


4. スコアリング&シナリオ配信で自動化

LINEはMA(マーケティングオートメーション)ツールと連携することで、ユーザーの行動に応じてスコアをつけ、条件に応じたステップ配信が可能になります。

📈 たとえば、

  • セミナー申込:10点
  • メルマガ開封:5点
  • 商品ページ閲覧:20点
    → 合計が50点以上のユーザーに「個別相談案内」を自動配信、など。

5. 購入・予約・問い合わせもLINEで完結

リードの教育(ナーチャリング)を行うだけでなく、LINE上で購入・問い合わせ・予約まで一貫して対応できる点も強みです。

💬 チャットボットを活用すれば、24時間体制でリードへのフォローも可能になります。


目次

要点まとめ

  • LINEは高開封率のCRMツールとして優秀
  • セグメント配信でパーソナライズが可能
  • リッチメニュー・リッチメッセージで導線設計
  • スコアリング×ステップ配信で自動化
  • LINE内で完結するリードナーチャリングも可能
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この記事を書いた人

上級ウエブ解析士
「地域にこそ正しいマーケティングを」モットーにインターネット広告、SNS運用サポート、CRMといったフルファネルでのマーケティング支援が専門。大手アパレル企業のMD職を経験した後、地元広島でもマーケティングの仕事ができることを求めて2003年(株)電通西日本入社。大手移動体通信のプロモーションを約10年担当し(株)電通や(株)電通デジタル・ネットワークスへの出向も経験した後、電通西日本のデジタルビジネス部門の黎明期を牽引。自らの知見が地域創生の一助になることを目指し2019年デジタルマーケティングイノベーションラボ(株)を創業。地元企業のEC支援やメディア企業のデジタルマーケティング強化の支援を行っている。乗り鉄。尊敬する人 小林一三翁

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