ブログ一覧
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「祖業ありき」を乗り越える:中小企業におけるポートフォリオ経営のすすめ
中小企業の経営において、「祖業」という言葉は特別な意味を持ちます。創業者が情熱を注ぎ、長年にわたって磨き上げてきた事業には、その企業の歴史と文化、経営資源の多くが注ぎ込まれているからです。そのため、多くの中小企業は祖業を中心に経営資源を... -
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感情労働という価値創出 〜AIファースト時代における人間性の再定義〜
「あなたに会えてよかった」「この人のためなら、と思えた」そんな瞬間に、私たちは何か計算できないエネルギーを感じます。合理やロジックでは割り切れない、しかし確かに存在する“感情”という力。それが、人間ならではの価値であり、そしてこれからの時... -
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AI中級者への道:まず“構造”を持て——文章生成だけではない、AI課題解決マップの全貌
ChatGPTの登場以降、「とりあえず質問してみる」「文章を要約・整形してもらう」といったAIの使い方は一気に広まりました。私の周囲でも、「メール文章をAIに作ってもらうようになった」「議事録が楽になった」という声はよく聞きます。 しかしその一方で... -
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「財務 × ナッジ」の経営術──数字で可視化し、人を動かすしくみをつくる
はじめに──財務は「人を動かす」ための設計図になれるか 財務と聞くと、多くの方は「過去の数字を整理して見せるもの」「経営の成績表」といった印象を持つかもしれません。しかし、財務の本質は単なる記録ではなく、「未来に向けて、会社と人をどう動かす... -
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「イン・ザ・メガチャーチ」が映す、現代の“物語経済”——そして経営への警鐘
私はふだん、会計・財務・経営戦略といった経営テーマを中心にコラムを執筆しています。しかし、今回取り上げるのは少し異なる切り口です。朝井リョウさんの小説『イン・ザ・メガチャーチ』を読んだ際、その物語の構造と登場人物の心理描写から、中小企業... -
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「事業計画や予算を絵に描いた餅にしないためには」──計画に魂を宿す“仕組みと対話”の本質
事業計画や予算をつくる現場にいると、「これならいけるはずです」「魂を込めました」という言葉をよく耳にします。私自身、企業再生の局面で経営者の方々に「計画に魂を込めてください」とお伝えしてきました。しかし、どれだけ丁寧に作り込んだ計画でも... -
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「デザインは経営である」を中小企業に引き寄せる
先日、日経ビジネスで「デザインは経営である」という特集を目にしました。率直に言って、私にとって“デザイン”は縁遠いものでしたし、どこか右脳的な、感性の世界の話という先入観すらありました。日々、財務や会計といった定量・論理の世界に身を置いて... -
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「もう限界!」という前に──限界を打破する「相対化とメタ認知」の技術
「もうこれ以上、無理です」ある中小企業の経営会議で、幹部のひとりが思わず口にしたこの言葉に、場の空気が一気に重くなりました。 たしかに、数字や日々の業務量を見ると、忙しさは感じられる。しかし、私の目から見ると、余力はまだある。無駄も多く、... -
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「人が来ない」を嘆く前に──中小企業が本気で採用と向き合うための視点転換
中小企業の経営者と日々向き合う中で、必ずと言っていいほど話題に上がるのが「採用がうまくいかない」という悩みです。求人を出しても応募がない。若手が来ない。来てもすぐに辞めてしまう。社員の平均年齢は年々上がり、事業承継の道筋も見えない──。 こ... -
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「社内副業」という選択肢をどう捉えるか― 中小企業のための“人的資本経営”の現実解
先日の日経ビジネスに「社内副業」に関する記事が掲載されていました。人材の多様な能力を引き出し、組織内での越境や学び直しを促す施策として、大企業を中心に導入が進んでいるとのこと。人的資本経営の一環としても、非常に理にかなった取り組みだと感...
