2025年4月– date –
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税理士任せで終わらせない!決算レビュー5STEPフレーム〜専門知識がなくても実践できる「経営視点」の振り返り術〜
3月決算の企業では、ちょうど今、顧問税理士からの決算報告が届きはじめる時期ではないでしょうか。「黒字か赤字か」「税金はいくらか」「納付期限はいつか」。多くの中小企業では、決算の扱いはこの程度で終わってしまうのが実情です。 経営者の多くが、... -
イノベーションの先駆者「小林一三翁」
小林一三(こばやしいちぞう)は、日本の実業家であり、阪急電鉄や東宝グループの創業者として知られています。彼はまさに「イノベーションの先駆者」と呼ぶにふさわしい人物です。交通、住宅、エンタメを組み合わせた“生活総合型ビジネスモデル”を日本で... -
ビジネスプロセスイノベーションとは?企業競争力を高める変革の本質
ビジネスプロセスイノベーションは、企業が競争力を維持・向上するうえで欠かせない変革手段です。本記事では、ビジネスプロセスイノベーションの定義から、その企業にとっての意義、他のイノベーションとの違いについて解説します。 イノベーションの種類... -
創新普及とは?イノベーションを成功させる4つの条件
イノベーションとは、必ずしも世界初の技術や発明を意味するものではありません。大切なのは、それが人々に受け入れられ、社会に広がること。つまり「創新普及(そうしんふきゅう)」があってこそ、イノベーションは成功したと言えるのです。 イノベーショ... -
「地域資源経営」という視座──地域中小企業の勝ち筋を考える
「やるべきことは分かっている。だが、それを実行する力がない。」地方の中小企業に関わっていると、経営者の口からしばしばこの言葉を耳にします。 人がいない。資金がない。時間もない。しかも、やれば必ず成果が出るという確信も持てない。こうした状況... -
経営に統計学が必要な3つの理由
統計学は、経営判断の「勘」や「経験」を、データに基づく「根拠ある意思決定」へと進化させます。ここでは、なぜ統計学が経営に欠かせないのか、その理由を3つに絞ってわかりやすく説明します。 私(山口)は現在(2025年4月現在) 関西学院大学 経営... -
経理はもう“経営の言語化機能”と捉えるべきではないか
― AI時代の経理進化論と、中小企業におけるCFO育成の必要性 ― 「経理」という役割に、今、静かに再定義の波が押し寄せています。AI技術の進化は、記帳や仕訳、月次決算といった“処理”の自動化を一気に進めています。これまで時間を取られていた作業が、数... -
Instagramが地方企業にとって欠かせない理由とは?
なぜ今、地方企業にInstagramが必要なのか? スマートフォンの普及とともに、情報の収集・発信の中心はSNSへと移り変わってきました。その中でもInstagramは、視覚的な魅力と直感的な操作性を武器に、若年層を中心に多くのユーザーを抱えています。地方企... -
【地方企業必見】インターネット広告が地域ビジネスを成長させる理由とは?
はじめに:なぜ今、地方企業にインターネット広告が必要なのか? かつて「広告」といえばテレビ・新聞・チラシが主流でしたが、今やその中心はインターネットへと移っています。特に地方企業にとって、地元以外の市場にアクセスする手段としてインターネッ... -
トランプ再登場と“相互関税”に、中小企業の経営財務はどう備えるべきか?──ゲーム理論と「第三国の機会」から考える戦略的視点
2025年1月、ドナルド・トランプ氏が再びアメリカ大統領に就任し、さっそく実行に移した政策の一つが「相互関税(Reciprocal Tariffs)」でした。これは「相手国がアメリカ製品に課している関税と同等の関税を、アメリカも相手国に課す」という考え方で、表...